逆転の発想!CO2を再利用するカーボンリサイクル(CCUS)関連銘柄

カーボンリサイクル 株式投資

カーボンリサイクル、ご存知ですか?
全く知らなかったのですが、地球温暖化の原因となっている二酸化酸素を再利用する仕組みをカーボンリサイクルと呼んでいるそうです。
二酸化炭素を減らすのではなく再利用するという逆転の発想ですね。
この記事ではカーボンリサイクルについて、また関連銘柄についてまとめています。

カーボンリサイクルとは?

カーボンリサイクルとはCO2を“資源”としてとらえ、これを分離・回収し、燃料や原料として再利用することで大気中へのCO2排出を抑制することです。
例えば、CO2を使用して、ウレタンやポリカーボネートといった化学品を製造したり、光合成をおこなう小さな生き物「微細藻類」を使ったバイオ燃料に利用、などの用途が考えられているそうです。
これぞ逆転の発想ですよね。

それには「CCUS」と「CCU」と呼ばれている方法があります。
「CCUS」は、「Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage」の略で直訳すると「二酸化炭素回収、利用、貯蔵」となります。
下記の図がわかりやすいかと思います。

資源エネルギー庁より
日本発の革新的なCO2削減対策を世界へ~「カーボンリサイクル産学官国際会議」
2019年9月、日本で集中的に開催されたエネルギー関連の国際会議の中から、世界初となる「第1回カーボンリサイクル産学官国際会議」をご紹介します。

「CCU」は「Carbon dioxide Capture and Storage」の略で、直訳すると「二酸化炭素回収・貯留」技術となります。
発電所や化学工場などから排出されたCO2を、ほかの気体から分離して集め、地中深くに貯留・圧入するというものです。
発想がすごいですよね。そんなことできるの?と思います。

両方とも、CO2削減ではなく、CO2を再利用することで環境問題に取り組んでいこうという逆転の発想で、これが当たり前になると世界が変わってきますね。

この「カーボンリサイクル」は日本発のコンセプトらしく、経済産業省にはカーボンリサイクル室もあるほどです。

ちなみに環境に配慮するということではESG投資もあります。
ESG投資って何?という方はぜひ下記の記事を読んでみてくださいね。



では、カーボンリサイクルに関連する銘柄を見ていきましょう。

カーボンリサイクル関連銘柄 トップ20

カーボンリサイクル関連銘柄は下記のものが挙げられます。

  •  General Electric
  •  Mitsubishi Heavy Industrial Ltd.
  • Occidental Petroleum
  • Air Liquide
  • Air Products & Chemicals Inc.
  • Praxair Technology, Inc.
  • Linde Group
  • Dakota Gas
  • Enhance Energy Inc.
  • Aker Solutions
  • Petronas
  • Schlumberger Limited
  •  Royal Dutch Shell plc
  • NRG Energy
  • ADNOC
  • Climeworks
  • Global Thermostat
  • Carbon Engineering Ltd.
  • CO2 Solutions
  • Exxon Mobil
Top 20 Companies in Carbon Capture and Storage 2019 | Markets Insider
NEW YORK, June 6, 2019 /PRNewswire/ -- Profiles of Leading Companies Operating Within the Carbon Capture and Storage Market Including Financial an...

いくつかの企業を見ていきましょう

Royal Dutch Shell plc【RDSA】

皆さんご存知のシェル【RDSA】ですね。
有名ところなので企業情報は割愛させていただきます。

シェルは、カナダのアルバータ州で世界最大のCCSプロジェクトを展開しつつ、世界中でいくつかのCCSパイロットプロジェクトを進行中です。
シェル、カナダ・エナジー、シェブロンのパートナーシップの結果であるクエストは、年間100万トン以上の二酸化炭素を地下深くから採取、輸送、貯蔵するために設計された完全統合されたCCSプロジェクトです。

現在の株価はこんな感じ

シェル株価
Yahoo Finance

NRG Energy【NRG】

NRGエナジーは米国の電力・エネルギー会社です。
各種の発電事業に従事しており、事業者や一般家庭に電力を供給しています。
分散型太陽光発電やスマートメーター、電気自動車の開発など環境を考慮した代替エネルギーの開発事業も展開しており、米国各地に発電施設を所有しています。

NRG EnergyはJX Nippon Oil&Gas Explorationと提携して、テキサス州ヒューストンの南西にあるNRGのWA Parish発電所で商業規模の燃焼後CCSプロジェクトを開発しました。
NRGによると、このプロジェクトは、240 MWの排ガスのスリップストリームから二酸化炭素の約90%を回収し、この温室効果ガスを年間160万トン使用または隔離するように設計されています。
これは、既存の石炭火力発電所に設置される最大の燃焼後炭素回収プロジェクトです。
米国の石炭は減少している可能性がありますが、中国とインドでは依然として広く展開されています。

株価はこんな感じです。

NRG株価
Yahoo Finance

Global Thermostat

サイトより

Global Thermostatは、京都議定書の炭素市場の設計者であるGraciela Chichilniskyとコロンビア大学地球研究所の創設者であるPeter Eisenbergerの共同設立により、低コストの余剰プロセス熱を使用して電力から炭素汚染を取得する独自の技術を開発しました。

残念ながら株を買うというような企業にまで発展していないのか、株価が出てきませんでした。(いや、株価出てるよというのを発見された方がいらっしゃったらぜひ教えて下さい。)

他にもCO2 Solutionsや、Carbon Engineering、Climeworks等も調べてみたのですが、CO2 Solutionsは株価があってもないような価格でしたし、その他2つはプライベートカンパニーとなっておりました。
ということはまだまだこれからということですね。

まとめ

カーボンリサイクルを念頭に置いての投資となると、大企業と呼ばれるシェルやNRGエナジーになるようです。
また、CO2の再利用には新しい技術が必要となり、まだまだこれから発展していくものだと感じました。

最近、気候変動は身を持って感じています。
1年のうちに何度も大きな台風が来たり、洪水になるほどの大雨が降ったりと、環境問題は見過ごすことができないものとなっていますよね。

今すぐどうこうというわけではないですが、こういうことも注目されてきていると頭の片隅に置いてもらえたらと思います。

余談ではありますが、このカーボンリサイクルは日本株のほうがもしかしたら親和性が高いかもしれませんね。
日本株に関してはぜひこちらの記事を読んでみてください。

逆転の発想、究極のエコ「CO2資源化」関連が“株高”生成へ <株探トップ特集> | 特集 - 株探ニュース
―CO2をエネルギーに変える「CCUS」、地球温暖化対策で物色人気前夜― 地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)を回収し、資源として活用する取り組みが熱を帯びてきた。これはCO2を一概に悪者として扱うのではなく・・・。

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