【DIA】なぜこんなにも不人気なのか?SPDRダウ工業株平均ETF

America-ETF ETF

先日、こんなことをTwitterでつぶやいてました。

なんでダウ工業平均ETFの【DIA】はこんなにも不人気なんでしょうか?と。
お一人だけ答えてくれたのですが、(アキさん(@AkiGlobe)ありがとうございます!)なんかいまいち腑に落ちないな〜ということで、自分で調べてみました。

【DIA】SPDRダウ工業株平均ETFとは?

【DIA】SPDRダウ工業株平均ETFは、NYダウやダウ平均と呼ばれる「ダウジョーンズ工業株価平均」の値動きと利回りに、連動する投資成果を上げることを目標とするETFです。

<基本情報>(2019年10月4日時点)
ティッカー :DIA
市場価格 (USD):$270.48
分配金:毎月!!
利回り:2.12%
経費率(年率):0.17%
組入銘柄:30
ベンチマーク:ダウジョーンズ工業株価平均
運用会社:SPDR(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)

SPDR ETFs 日本 - SPDR® ダウ工業株平均 ETF (DIA US)
SPDR ETFs 日本 - SPDR® ダウ工業株平均 ETF (DIA US)


ニュースでよく「本日のダウ平均株価は・・・・」と聞くと思います。
あのダウ平均は、

ダウジョーンズ工業株価平均SM(DJIA)は、米国を代表する30の銘柄で構成され、100年以上の歴史を持つ最も古い米国株式市場の指数です。構成銘柄 の株価を単純平均する手法で、1896年5月26日から算出されています。除数を修正することで、今日までその連続性を維持しています。現在、世界で最も有名な株式指数のうちの一つとして、幅広い世代の投資家から認知されています。

SPDR

というものです。

業種別構成比率は?

業種別構成比率は下記のようになっています。

情報技術、資本財・サービス、金融で半分以上を占めています。
ダウは各セクターの代表企業がピックアップされているとも言われているため、各セクターがまんべんなく入っていますね。

組入銘柄は?

30社しかないので、全て見てみましょう。

銘柄名ウエイト
Boeing Co (BA)8.56%
Apple Inc (AAPL)6.34%
UnitedHealth Group Inc (UNH)6.25%
Home Depot Inc.5.88%
Goldman Sachs Group Inc.5.39%
McDonald’s Corporation4.81%
Visa Inc. Class A4.49%
3M Company4.22%
United Technologies Corporation3.64%
Microsoft Corporation3.56%
Caterpillar Inc (CAT)3.58%
International Business Machines Corp (IBM)3.36%
Walt Disney Co (DIS)3.29%
Johnson & Johnson (JNJ)3.25%
Travelers Companies Inc (TRV)3.24%
JPMorgan Chase & Co (JPM)3.17%
Procter & Gamble Co (PG)3.07%
American Express Co (AXP)2.95%
Walmart Inc (WMT)2.92%
Chevron Corp (CVX)2.88%
Nike Inc (NKE)2.21%
Merck & Co Inc (MRK)2.11%
Exxon Mobil Corp (XOM)1.73%
Verizon Communications Inc (VZ)1.5%
Walgreens Boots Alliance Inc (WBA)1.42%
Intel Corp (INTC)1.4%
Coca-Cola Co (KO)1.34%
Dow Inc (DOW)1.3%
Cisco Systems Inc (CSCO)1.17%
Pfizer Inc(PFE)0.95%

だれもが知るボーイングや、コカコーラ、ディズニー、ジョンソン&ジョンソン等、有名所が並びます。

チャートは?

DIAとS&P500連動のVOOと長期チャートを比較してみました。
な、な、なんと、長期チャートだとDIAの方が6%ほどうわ回っているのです。
これだけ見ると、良さげな感じがしますよね?!

トータルリターンは?

SPDR

トータルリターンは上記の様になっています。
インデックスと見比べても乖離がなく、とても優秀なことが見て取れますね。

配当と増配は?

SeekingAlpha

過去20年の配当実績を見ても、リーマンショックが起こった2009年、2010年あたりを覗いては順調に増配しています。
これだけを見るととっても良さそうですよね。


なぜ【DIA】SPDRダウ工業株平均ETFは人気がないのか?

ここまで見た感じだととても優秀なETFに思えてきませんか?
なのに、なぜか巷ではS&P500に連動したVOOなどが人気で、DIAは人気がないんですよね。
なぜでしょうか?

銘柄が30しかない

ダウは30銘柄の集中インデックスであり、価格重視のインデックスです。
一方、S&P500は500銘柄を保持するインデックスで、多様性があります。

そこに米国株式を投資する人たちは魅力を感じない、またはリスクが高すぎると感じるようです。
確かにS&P500の中に入っていて、【DIA】の中に入っていない、今をときめく株といえば、GoogleやAmazonが挙げられます。
こういうところを拾えていないということも投資家からすると、懸念点の一つになるのでしょうね。

ダウは、アメリカの産業構造を描いた遺産のベンチマークであり、その起源は鉄道や電気会社等が占めていた時代を指します。
現在、世界経済への米国の産業刷り込みはよりサービスベースであり、それは定評のあるテクノロジー、ホームリテール、および金融サービス企業である、と指摘するアナリストもおり、時代の流れを感じますね。

イコールウェイトである

2つ目に挙げられる点としてはイコールウェイトである点です。
同じ株数を30の企業で買い付けています。
このやり方を他の種類の重み付けを計算するのが容易ではなかった時代の遺物と評価するアナリストもおり、時代遅れのやり方とも言われているようです。
それでも、それだけでここまでのリターンを出しているのはすごいですよね。

過去10年間の流入を見ると規模が大きくない

過去10年間の資金流入を見ると、S&P500と比較して規模が小さいことがわかります。

S&P 500インデックスファンドとETF

1年間の流入:1,000億ドル
3年間の流入:1,780億ドル
5年間の流入:2,360億ドル
10年間の流入:3,030億ドル


ダウインデックスファンドとETF

1年間の流入:20億ドル
3年間の流入:19億ドル
5年間の流出:8億6,000万ドル
10年間の流入:30億ドル

これを見るだけでも、人気がないのがわかりますね。
ちなみに、こんなにもS&P500に比べて流入が少ないにも関わらず、ダウ平均株価が残っているのは、多くの報道を受けているからというアナリストもいます。
毎日毎日ニュースで聞きますもんね。

信託報酬が少し高め

ウォーレン・バフェットも推奨するS&P500に投資できる、VOOやIVVと比較すると下記のようになります。

銘柄DIAVOOIVVSPY
信託報酬0.17%0.03%0.04%0.094%

この違いが高いと思う投資家もおり、この信託報酬が懸念点の一つにもなるそうです。
こう見ると、500社に投資できるVOOやIVVは本当にお手軽ですね。

まとめ

人気がない【DIA】SPDRダウ工業株平均ETFですが、のんこ個人的には魅力的なETFの一つだなと思っています。
そして、なんと言っても毎月分配があるのは、嬉しいですよね。
毎月の分配も受け取りつつ、過去の結果から見ると長期的には伸びもあるということがわかるので、インカムゲイン・キャピタルゲインどちらも期待できるのではないかと思っています。
個人的には購入したいETFの一つにあげています。

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