デール・カーネギー著の「道は開ける」という本を読んでみました。
英語版では「How to stop worrying and start living」というタイトルで、直訳すると「心配を止めて生活を始める方法」となります。
仕事の悩みや人生についての悩み、お悩みに対してどう対応していくべきなのかということがまとめられています。
最近悩むことが多い、なかなか悩みが解決できない、どういう悩みに悩んでいるのかわからない、と言う人たちが読むべき本だと思いました。
のんこも「今の仕事」や「自分の人生」について色々と考えることが多く、なぜか悩んで不安になってしまうことがあります。
多分皆さんもそういったことがあるのではないでしょうか?
特にのんこは日本で仕事をしていた時、そういう思いがひどかったです。
今から考えるとそういう思いも若かったなと笑えますが、その当時はもう私の人生は八方塞がり!と思っていました。笑
そのような人に一度読んでもらいたいなと思う本でした。
- 最近悩むことが多い
- なかなか悩みが解決できない
- どういう悩みに悩んでいるのかわからない
- 自分の悩みとどう付き合って良いかわからない
あらすじと目次
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
楽天Books
悩みの正体を明らかにし、悩みを解決する原則を具体的に明示して、こころの闇に光を与える不朽の名著。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1 悩みに関する基本事項
2 悩みを分析する基礎技術
3 悩みの習慣を早期に断とう
4 平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
5 悩みを完全に克服する方法
6 批判を気にしない方法
7 疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
8 私はいかにして悩みを克服したかー実話三十一編
その内容と目次は上記の通りです。
この目次を読んでもらうと、いかにこの本を読んで悩みを解決していくのかというのが想像できるかもしれませんね。
ちなみに、のんこ的目次をつけるとすると
- 今日一日を楽しむ
- 悩みの原因とベストな解決策を知る
- 悩みの損切り
- 善意と笑う
- 森羅万象
- 批判は妬み
- 運動
となるかなと思います笑
印象に残ったところを数点取り上げてみたいと思います。
悩みの問題は何か?原因と解決策を知る
著者は本の中で
1.問題点は何か?
道は開ける
2.問題の原因は?
3.幾通りの解決策があって、それらはどんなものか?
4.望ましい解決策はどれか?
と語っています。
多分これを考えるだけでほとんどの悩みの半減するかもしれません。笑
私自身も仕事のことで色々と悩んでいたのですが、紙に上記の4点を書き出してみました。
そうするとある程度の解決策は見えてきます。
ただそれは、自分がコントロールできる範囲と、上司や周りの人間だったり自分ではコントロールできないものもありました。
それを踏まえて、何が自分の中でベストな解決策か、ということを知ることが可能になります。
私はそのベストな解決策が今のところは転職なのでは?と思ったりもしています。笑
ただ仕事の場合の悩みは、どこに行ったとしてもまた新たな悩みが出てくるかとは思うんですけどね。笑
本を読むのがめんどくさいと言う方は、是非この上記4点だけでも考えてみてください。
もしかしたら今の悩みに対しての解決策が出てくるかもしれません。
悩みの損切り
これは、私のんこが勝手に作った言葉なのですが、簡単に言うと「悩んで仕方ないことは早めに断ち切る」ということです。
著者は本の中で
避けられない運命には調子を合わせよう
道は開ける
と語っています。
名言ですね。
人生、避けられない事は多々あるかと思います。
それに対して避けることを考えるのではなく、どのようにしてその事象に自分を対応させていくか、ということを考えましょうと言うことです。
私がバイブル本として崇めている、「夢をかなえるゾウ」にも似たような一節があります。
「夢をかなえるゾウ」では、
登山中、突然雨が降ってきたとき、
「夢をかなえるゾウ」
Aさんは「なんだよ雨か」と考えるのに対し、
Bさんは「山の天気は変わりやすいので次からは雨具を持ってこよう」と考えるのです。
これが、事象に対して自分をどのように対応させていくかと言う事の違いですね。
少し宗教じみた考え方になるかもしれませんが、水が上から下へ流れるように、私たちの世界もある一定のところから一定の方向へと流れていると思います。
その方向へ逆流するのではなく、同じ方向に流れていくと楽になるのでしょうね。
このような考え方1つで少しは悩みが解決するかもしれませんね。
まとめ
本の中では他にも様々な悩みに対してのアプローチ方法が書かれていました。
ぜひ、悩むことが多い方、どのように自分の悩みに対応していいのかわからない方、何を悩んでいるのかもわかんない方、に読んでほしいと思う一冊でした。
カーネギーシリーズで「人を動かす」という本もあります。
ちなみに、You TubeでAIが序文のみ朗読しているものもありました。
通勤時に聞くのには良いかもしれませんね。
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