マリファナ関連ETF6選〜大麻投資は成功するのか?〜

マリファナETFETF

皆さんご存知ですか?
オーストラリアの首都特別地域政府でマリファナが「解禁」されることを。

政局展望「首都特別地域政府のマリファナ「解禁」」
首都特別地域政府のマリファナ「解禁」ナオキ・マツモト・コンサルタンシー:松本直樹9月25日、首都特別地域(ACT)の一院制議会は、労働党政府が上程したマリファナ「解禁」法案を可決している。法律の内容「マリ...

「マリファナ解禁法」は、個人がレクリエーションのため、すなわち娯楽や気晴らしのためにマリファナを使用したり、栽培したりすることを合法化するもので、医療用としてはてんかんに効くと言われていたりして認められつつありますが、豪でレクレショーンのためは初めてです。
ただ、法整備がまだ整っていなく、連邦法とACT法で違うため、ACTに住んでいてマリファナを所持した場合、逮捕される可能性もあるとのことです。
施行は2020年1月31日から。それまでにどのように法整備されるのか要チェックです。

そんなニュースを見ていたら、すでに世の中にはマリファナ関連ETFという商品が出ているそうなので、集めてみました。

マリファナ関連ETF

マリファナ関連ETFは確認できただけで6つありました。

Ticker銘柄信託報酬運用資産($M)
MJETFMG Alternative Harvest ETF0.75%$955
YOLOAdvisorShares Pure Cannabis ETF0.74%$57
THCXCannabis ETF0.70%$21
TOKECambria Cannabis ETF0.42%$8
CNBSAmplify Seymour Cannabis ETF0.75%$6
POTXGlobal X Cannabis ETF0.50%N/A

さすが、最近できたものなので、信託報酬が高いですね。
VOOだと0.03%ですからね。
これらのETFの中身はどのようなものが詰まっているのでしょうか?

【MJ】ETFMG Alternative Harvest ETF

基本情報(2019年11月2日)
 基準価格:19.62
 経費率:0.75%
 銘柄:37
 利回り:4.66%
 年リターン:-19.96%
 設立:2015年12月2日

年リターンがマイナスなんですよね。。。
トップ10国別構成はこのような感じです。

MJ国別構成
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やはりカナダが約半分を締めています。
その次にアメリカ、イギリスが続きますね。
ここで面白いのが日本も入っていることなんですよね。
日本のどの企業が入っているのでしょうか??

トップ10セクター構成はこのような感じです。

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ヘルスケアが約7割を締めていますね。

つづいてトップ10の構成銘柄です。

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トップ10の構成銘柄で56%を締めます。
詳しく見ていきましょう。

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上記の銘柄が確認できました。
主に大麻栽培者と大麻由来の治療オプションを検討している製薬会社が上位10位に入っていますね。

上位10にはいっているのはマリファナでおなじみの会社ばかりですが、途中にJTが入っています。
これが先程国別でみた日本だったんですね。


その他にも、ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】やフィリップモリスインターナショナル【PM】、アルトリア・グループ【MO】などのタバコメーカーの銘柄が入っています。

【MJ】ETFMGオルタナティブハーベストETF(ETFMG Alternative Harvest ETF)は大麻栽培者、大麻企業のクライアント向けの補助的な製品とサービスの提供者、および将来の有望な医療特性を活用したい製薬会社を含む、マリファナ株のすべてのカテゴリに投資可能なように組まれているようです。

例えば、アルトリア・グループ【MO】は、カナダのマリファナ事業の会社Cronos Group【CRON】に18億ドル(日本円で約2000億円)を投資していたりします。
これからも考えられるように、タバコメーカー各社はタバコのみでは生き残っていけない+ESG投資と言われる世の中になってきた為、タバコの代替になるであろう嗜好品マリファナ産業には参入したいはずだと思います。

米たばこのアルトリアが大麻に参入、加クロノスに18億米ドル出資
たばこメーカーの米アルトリア・グループがカナダのクロノスに出資し、同国のマリフアナ(大麻)産業に参入した。これを受け、大麻関連株に買いが広がった。


また、医療用特性を活用したい製薬、CBDオイル、大麻成分を使った飲料製品なども目が離せないですね。

この【MJ】ETFMGオルタナティブハーベストETF(ETFMG Alternative Harvest ETF)の約9.5%を締めている【GWHP】GWファーマシューティカルズGW Pharmaceuticals)は英国のバイオ製薬会社です。
この【GWHP】GWファーマシューティカルズGW Pharmaceuticals)は治療薬サティベックスが有名で、天然の大麻に由来する製品としては世界で初めて承認されたものだそうです。
また別の大麻由来の製品、エピディオレックスはてんかんの治療薬として、アメリカで2018年に承認されました。

MJのチャートを見てみましょう

Yahoo Finance

上値40ドル手前をつけて、2019年内は下降ドレンドを描いています。
現在、過去最低株価をつけていますね。
2019年の初旬は良かったのですが、そこからどんどん落ちています。

これはセクター的な弱さと収益の脆弱性が関与している模様です。
大麻生産者のほとんどがまだ収益性がなく、アナリストは、大麻企業が将来利益を生むだろうという信念に基づいて大企業を評価していますが、私達個人投資家としてはリスクを抱えているということを認識しておかなければいけません。

また、現在かかえているマリファナの在庫は、マイナスのキャッシュフロー、貧弱なビジネスモデル、激しい競争を抱えているため、数年後には発売されない可能性もあるようです。

まとめ

私達投資家は、現在このマリファナビジネスにどれだけのリスクがあるかを理解する必要があります。
激烈な競争を考えると、多くの企業は将来的には存在しなくなり、数年後にも残っている企業はほんの一握りかもしれません
そう考えると、ETFでまるごと投資した方が良いのでは?と思うかもしれませんが、それでも業界に伴うリスクを排除することはできないと思います。

正直、このETFの中身を確認して思ったのは、今マリファナ株やETFを買うよりも、そこの投資している大会社の株を買うほうが良いのでは?と個人的に思いました。
特にタバコ。
個人的には、マリファナは将来的にタバコに置き換わるものになると思っています。

長期的には、医療用および娯楽用マリファナの拡大は、大麻を供給する企業、まだ栽培者に不可欠なサービスや製品をを提供する企業にとっては良い兆候です。
これからもアップダウンが繰り返されるかもしれないですが、大麻産業全体の長期的な成長はあるかと思います。


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