皆さんは自分のポートフォリオをどのようにして組み上げていますか?
自分で組み上げたポートフォリオはあのウォーレン・バフェットが推奨するS&P500と比べたときどのようなリターンをもたらしてくれるのかという事はみんなが気になる点だと思います。
そんな自分のポートフォリオのリターンを検証できるツールを発見しました。
英語のサイトなので詳細を解説していきたいと思います。
ポートフォリオビジュアライザー
ポートフォリオビジュアライザーというサイトです。

はい、ではどうやって検証するのかを解説していきたいと思います。
ポートフォリオビジュアライザー サイトにアクセス
まずはサイトにアクセスします。
そうすると上記の画像の画面が出てきます。
次に、Tool>Backtest Portfolioを選択します。

すると下記の画面が出てきます。

各項目を入力していきましょう
各項目を入力していきます。
入力項目の詳細は以下の通りです。
- Time Period : 前年比か前月比かを選択
- Start Year :検証開始年
- End Year :検証終了年
- Initial Amount:初期金額
- Periodic Adjustment :定期的な調整(初期設定は’’なし’’)
- Rebalancing :リバランス(初期設定は年単位)
- Display Income :インカムの表示(初期設定は表示しない)
- Reinvest Dividends:配当を再投資するか(上記のDisplay IncomeをYESにすると表示されます。初期設定は’’する’’)
- Benchmark :ベンチマーク(初期設定は’’なし’’)
ここの項目は必要に応じて変更してください。
変更したら良いなと思うものは、
Display Income →YES
Display Incomeを表示させることで配当が表示されます。

Benchmark(ベンチマーク)→Specify Ticker を選択します。

選択したあとにBenchmark Tickerという項目が出てきます。
そこに自分が比較したいTickerを入力します。
入力すると自動的に該当するTickerが出てくるので、選択します。
今回は「VOO」と入力してみました。

これで設定の半分が終わりました。
自分のポートフォリオ入力
自分が今もっているポートフォリオや、組もうとしているポートフォリオの割合を入れていきます。
ポートフォリオを1、2、3とあるので、割合を変更して3つのポートフォリオまで入力することが可能です。
今回は適当なTickerと割合を下記のように入力してみました。

入力した後はアナライズポートフォリオ(Analyze Portfolio)と言うボタンを押します。
余談:
ここの入力する項目部分で、Portfolio#1の横の設定マークをクリックすると下記のような画面が出てきます。

これは、割合を入力せずに均等割付ができたり(Equal Weight)、Lazy Portfoliosという項目から選択すると、すでに組み合わされた銘柄と割合が自動的に入力されるようになっています。
面白いですよね。
色々と試してみてください。
結果画面が出てくる
アナライズポートフォリオ(Analyze Portfolio)をクリックしたら、このようなサマリーページが出てきます。

ちゃんと各Tickerと名前が対応していますね。
次にポートフォリオリターンが確認できます。

その次にはポートフォリオグロースが確認できます。
どのくらい成長したのかということですね。

次には年リターンが確認できます。

次には配当金推移が確認できます。

まとめ
検証した結果をどのようにして生かすのかは人それぞれだと思います。
またこの検証ツールでは過去の事しかわかりません。
なので未来がどうなっているかっていうのは誰にもわからないことです。
しかし検証して、自分が納得した上で投資ができるといいかなと思います。
ぜひ自分が納得できるようなポートフォリオを見つけてみてくださいね。
余談:
それにしても適当に組んだポートフォリオ1のリターンがめっちゃすごくないですか?
数字を変えたり、入れる銘柄を変えたりすると結果が大きく変わったり変わらなかったりするので、色々と試してみると楽しいです笑
これはどうだ?とか色々考えちゃいます。
ぜひ試してみてください。
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